そーめんは1束100gタイプのものをえらべ

一束100gの素麺を食べるだけで幸せになれる。80gだと5分もたてばもう消えている。これを100gにすると結構違う。1.25倍にしただけなのに体感で10分は持つ気がする。(麺量と消費時間の相関が線形的ではないことが示唆される)10分あったらもう味わい放題じゃないですか。冷たくて口当たりもよくて完璧の食べ物を。味わい放題!ツルツル!!最高!!!!!!!

 

ところで鍋の中で生じていた対流の形のままお皿に盛ると、ちょうど口に運びやすい束に分解しにくく、つゆのお椀のなかに一気にかなりの量が運ばれることになる。仕方なくその箸のままいただくのですが、当然一口で食べきれるはずもない。このとき素麺が蜘蛛の糸に見えてくる。箸にごそっと抱えられたたくさんの細〜い麺の一本一本に、おぞましい形相の罪人が必死にしがみついているのを上の方から見ている。そしてその無数の命綱を……一気に口に運び……そのまま噛みちぎるのだ!!!(行儀が悪くてすみません)口に入らないから!!ばっさりと!悪いな。グヘヘ……。そうめんのおいしさですぐさま存在を忘れられてしまう罪人たち。100gが消費されおわるまでこれが延々と続くのだ。救われるかと思いきや落とされる。しかも拾われた先が胃の中。いったい何人の罪人がこんな辛い思いを繰り返すのか。哀れな……。